楽しいお酒の席だったはずなのに、なぜこんな辛い目に合うんでしょう。翌日の頭痛と吐き気。良い気分で寝たはずなのに寝起きは最悪。二日酔いは辛いですね。1分でも1秒でも早い二日酔いの治し方を知りたいですね。今回はお酒の治し方についてご紹介します。
意外と知らない真実！二日酔いの治し方とは？
１）二日酔いしてしまう飲み方
二日酔いの原因は？といえば、言わずもがな飲み過ぎでしょう。なんでもすぎるのはよくありません。食べ過ぎだって気持ち悪くなります。なぜ飲みすぎてしまうんでしょうか。
（１）おいしいから
単純においしいお酒を飲んだ時。おいしいがゆえに飲みすぎてしまいますね。おいしいおいしいいってるうちに、酔っ払ってきて、自分がいつもより飲みすぎていることがわからなくなってしまいます。
２）楽しい
嬉しいことがあった。昇進した。彼女ができた。久しぶりに親友と会った。楽しい気分のときも飲みすぎてしまいます。ただでさえ楽しい気分なのに、酔いも回ってきてハジケてしまいます。
（３）悲しい時、むしゃくしゃした時
いわゆるやけ酒ですね。酔っ払って憂さ晴らしをするのが目的なので、積極的に酔っています。酔いにまかせて一時でも忘れてしまいたいんでしょうね。理由は何であれ、自分の飲める量の限界をこえたら、次の日の二日酔いは免れないことがほとんどです。なってしまった二日酔いを一刻も早く治す方法はないものでしょうか。
２）二日酔いの治し方
（１）頭痛
目覚めると頭がズキズキ。「あ~、やっちまったぁ～。」と思う瞬間です。頭痛が治まらない日は1日使いものにならないですよね。こういう時は市販の頭痛薬を飲んでできるだけ安静にしていましょう。ただし頭痛とともに喉の渇き、嘔吐、吐き気がある場合はアルコールによる脱水症状の場合もありますので、そちらを緩和することのほうが先決です。
（２）脱水症状
嘔吐、吐き気、頭痛、だるいなどは脱水症状です。アルコールには利尿作用があります。お酒を飲み始めるとトイレに行く回数が多くなりませんか？でも、あれは飲んだアルコールの水分が出ているわけではないのです。アルコールが体内で尿をどんどん作り出し排出させるため、体内の電解質のバランスがくずれてバランスを保てなくなるのです。こうして体内の水分量が減ると脱水症状を引き起こしてしまいます。血液もドロドロの状態です。
なので、第一にすべき事は水分補給することです。脱水症状を治すにはこれしかありません。体内への水分補給が、より良いのがスポーツドリンクです。スポーツドリンクには二日酔いの時に失われた糖分や電解質が水分と一緒に含まれているため、吸収率が高いのです。とにかく脱水症状というのは、最悪、命の危険にも関わりますから、気持ち悪くても吐いていても、水分補給をしましょう。治し方はこれしかないのです。
水も飲めないような状態ならば、急いで病院に行って点滴してもらいましょう。
（３）二日酔いの治し方。肝臓のオーバーワーク
アルコールは肝臓で分解されます。たくさんのアルコールを飲んだ場合、当然肝臓はフル活動です。肝臓の酵素により分解されたアルコールはアセトアルデヒドという物質になります。アセトアルデヒドというのは吐き気や頭痛などを引き起こす有害物質です。お酒臭い原因もこれです。そして次に、アセトアルデヒド脱水素酵素がそれを分解し、酢酸となり、最終的には炭酸ガスと水になります。
この一連の処理が順調に終われば、悪酔い、二日酔いなどは避けられるでしょう。しかし、処理しきれないアルコールはというと、アセトアルデヒドの状態のまま、血液とともにまた全身をめぐることになります。そしてまた肝臓に戻って分解されるまで体中をめぐるのです。アセトアルデヒドは直接体から取り去ることはできません。だから体内で分解する力を高めるのが二日酔いを早く治す方法です。
肝臓に良いとされる、しじみや牡蠣、レバー、卵、ごまなど積極的に取りましょう。しじみの味噌汁なんかは、胃がムカムカしているときでも飲みやすいかもしれませんね。インスタントのお味噌汁でもありますから、常備しておくと助かりますね。また、ウコンはお酒を飲む前はもちろん、飲んだ後にも効くそうですよ。お酒を出すお店のレジ横で売っていることも珍しくはありません。見つけたら飲んでおくと、あとが楽になるかもしれません。
二日酔いの予感って、実は飲んでる途中からうすうす感じてることも多いですよね。でも、もう時すでに遅し。なんですよね、ほとんどが。そんな時に二日酔いの治し方を知っておけば、寝る前にできるだけ水を飲むだとか、枕元にスポーツドリンクを置いておくだとか。帰り道にまだ余裕ががあれば、ウコンドリンクやインスタントのしじみのお味噌汁をコンビニで買っておくとかの対策ができます。
自分のキャパを超えるような飲み方をしない。というのが二日酔いを防ぐ最大の防御なのはわかっていますが、楽しくてもりあがっちゃうのもお酒の楽しみです。程々にしないと自分が辛いですね。
今回のまとめ
１）二日酔いしてしまう飲み方
２）二日酔いの治し方
