体調の悪い日にお酒の席があり、辛い経験をしたことはありませんか。しかし、風邪薬とアルコールを併用するのは禁物です。体調の悪い日のお酒はどうしたら良いのか。今回は抗生物質とお酒の関係についてご紹介します。
意外と知らない真実！？抗生物質とお酒の４つの関係
１）そもそも抗生物質とは
抗生物質は、わかりやすく例えると一般的な風邪薬、頭痛薬、また怪我などの痛み止めなど感染症を殺菌する作用を促す役割を果たす薬の事です。
大概、食後に服用するよう指示されてるのがほとんどかと思われます。
とりあえずの痛み、薬みから逃れられる特攻の薬の殆どが抗生物質と言っても過言ではないでしょう。
抗生物質は、１９２０年代に青カビからペニシリンという物質を抽出して、開発されて多々にわたる症状において開発されています。
しかし、細菌も進化するので、抗生物質とはイタチごっこです。それに対抗するが如く抗生物質も日々進化しており、新しい新薬は開発されています。
また、処方された薬は飲みきるようにしたいものです。飲みきらないと今後抗生物質効かなくなる可能性が高いと言われています。
抗生物質のポピュラーな成分は、ペンシリン系、セフェム系やマクロライド系などがポピュラーな成分と成っております。
お医者さんに処方された薬にせよ、市販の薬にせよ、抗生物質の成分に関心を持たれる事をお勧めします。
成分が気になるようであれば、医師や薬剤師に相談してみるのが賢明です。
また、まれに抗生物質よる副作用もありますので、服用する際には経過を注意して見計らっておきましょう。
２）抗生物質の注意する食べ合わせ、飲み合わせ
体調に何らかの不調を訴えて、抗生物質を摂取される際にアルコールだけでなく、抗生物質を摂取する際に注意したい飲み合わせ、食べ合わせの悪いものがありあります。そもそもなぜ抗生物質とアルコールを同時に摂取しないほうが良しとされているのでしょうか。抗生物質もアルコールも肝臓で消化をします。肝臓は、アルコールの分解を優先します。
従って分解ができていない抗生物質は、アセトアルデヒドの成分としてそのまま体内に蓄積されて、最悪の場合、アナフィラキーショックなどを引き起こしかねません。お酒以外ですと、意外な事に白湯やホットミルクなど印象としては、体に良さそうで一見して良さそうなイメージですが、牛乳は、牛乳に吹くまれているカルシウムが抗生物質と結合してしまい、抗生物質の分解を損ねてしまいます。
合わせてチーズやヨーグルトなどの乳製品も控えておく方が無難でしょう。また、脂っこいもの、菓子などの糖質の高いものは、相性が悪く、吸収が阻害されます。また、グレープフルーツは薬を服用するにあたり要注意な食べ物です。グレープフルーツの果肉に含まれている成分が、抗生物質の分解を阻害してしまいます。
３）抗生物質の副作用
体調不良により何からの抗生物質を服用すると、人によって体質によって副作用をもたらします。よくあるのが、胃痛や下痢です。抗生物質の服用によって、胃の中の善玉菌を破壊してしまうのです。体を守ってくれる菌まで退治されてしまうケースです。ですから、胃の弱い人は抗生物質を服用する際には、医師に相談するなりして事前に申し出するとある程度分量を加減してくれるかもしれません。
それでなくても、胃の中にある善玉菌は、風邪などで免疫力が落ちていると、善玉菌が不足しがちです。また、体のだるさ、眠さなどは多くの抗生物質がもたらします。
４）抗生物質とアルコール併用の危険性
抗生物質を摂取しなくてはいけない期間はアルコールを控えた方がいいでしょう。また、いくら体調の調子が良くなったからといって、薬は原則的に飲みきるものです。医師から処方された薬を飲みきらないと、今後薬が効かないとされています。お酒が弱い人が、ビールをちょっと飲んだ位で顔が赤くなってしまう人がいますよね。
それは、アセトアルデヒドと呼ばれるアルコールの分解において体内に残ってしまった体にはあまり良しとされていない成分となって体内に蓄積されてしまいます。たとえ、普段からお酒を飲み慣れていても、お酒に強い方でも仮に抗生物質とアルコールを同時に摂取してしまったら、お酒の弱い人と同じように赤い顔になりやすくなります。
また、二日酔いも通常よりもひどくなります。アルコールの摂取は、完璧に抗生物質から解放された時の楽しみとして取っておきましょう。
いかがでしたか？体調の悪い時に外せないお酒の席は、多々あるものですが、体調が第一ですので、周りの理解を得て、お酒を飲まなくても失礼のないように 、周りに考慮して、お酒を控えて臨むか欠席するかにしたいものです。体調が悪いのであれば、まずは抗生物質を服用をして、処方された薬は完璧に飲み切り、体調を万全にしてから、アルコールを楽しみたいものです。
今回のまとめ
１）そもそも抗生物質とは
２）抗生物質の注意する食べ合わせ、飲み合わせ
３）抗生物質の副作用
４）抗生物質とアルコール併用の危険性
