二日酔い 食べる今回はついついお酒を飲み過ぎてしまって二日酔いになってしまった人へ、二日酔いになったときに予防・緩和・解消するのに効果的な食べ物を紹介したいと思います。 そもそも二日酔いとは何なのか。二日酔いになったらどのようなことになるのか。






意外と知らない真実!二日酔いと食べる3つの関係

1)しじみ

これはお酒を飲む、飲まないに関わらずに肝臓にいい食べ物として知られている方も多いのではないでしょうか。
最近はしじみのエキスがサプリ等になって販売されているのをよく見かけますね。しじみには良質のミネラル、アミノ酸を豊富に含んでいますが、しじみが二日酔いによいとされている最大の理由は、なんといってもしじみに豊富に含まれている「オルニチン」というアミノ酸です。
オルニチンという言葉はよくききますが、どんな働きをするのでしょう。
オルニチンの作用は血液に溶け込んで体内をめぐり、アンモニアの解毒をしたり、肝機能を保護する働きをしています。それに加え、血中のアルコール濃度を低下してくれたり、体内のアルコール滞留時間を減少させたりします。アンモニアが分解・解毒されると肝臓が本来の機能を取り戻し、倦怠感をともなったさまざまな二日酔いの症状が軽減されるのです。
同じくしじみに含まれるアラニンやグルタミンにはアルコールの代謝を促す働きがあります。また、しじみには、肝臓の働きをサポートするメチオニンや解毒作用を高めるタウリン、そして、肝臓の働きを活性化させるグリコーゲンなども含まれており、肝臓の機能を総合的にサポートする食材と言えるのです。
そんなしじみの食べ方ですが、お味噌汁にするのがベストです。味噌に含まれる塩分にはナトリウムがあり、ナトリウムは体内の水分を保持してくれる働きがあるため、二日酔いによる脱水症状を防いでくれます。そして何より二日酔いで食欲が減退していても個体ではないお味噌汁ならまだ飲めると思います。ぜひお試しあれ。

2)ウコン

これも二日酔いには効く有名な食べ物ではないでしょうか。ウコンもドリンクタイプやサプリタイプで販売されていますが、どれも薬局やスーパーまで行かないと手に入らない代物ですよね。しかし、カレーには香辛料としてターメリックというものが含まれているのですが、ターメリックとはウコンのことなのです。ウコンは、二日酔いの原因である、 アセトアルデヒドを分解してくれます。だから二日酔いに効くのですね。また、ウコンに含まれている、クルクミンという成分は、アルコールの分解を促進させます。しじみに負けず劣らず、二日酔いに効くみたいですね。でもウコンの成分がカレーにも含まれているなんて少しびっくりですよね。ただ、朝からカレーは…なんて方もいらっしゃって、お思いでしょうが、ほんの少しでも口にしておけば、ずいぶんと楽になりますのでぜひお試しあれ。

3)日本茶

しじみもカレーも二日酔いには抜群の効果を持ち合わせていますが、お店に買いに行かないとだめだったり、長期保存がなかなか難しかったりしますよね。そんな時には日本茶。日本茶はなんと二日酔いに効く飲み物なのです。
日本茶はカフェインが多く、頭痛を緩和する作用があります。
日本茶に含まれる渋みのもと「タンニン」は二日酔いの原因の元であるアセトアルデヒドを体外に排出する作用があり、二日酔いを早く解消して吐き気や頭痛、胃痛、下痢などのさまざまな症状をしずめる効果が期待できます。
また、日本茶は意外にもビタミンCが多く含まれています。ビタミンCはアセトアルデヒドの分解に必要な栄養素です。
日本茶の中でカフェインやビタミンCが多いのは玉露ですが、こだわりなくお好みでほかの日本茶(せん茶、抹茶)を飲むのも良いでしょう。ただ、日本茶には利尿作用があり体内の水分を減少させ脱水にならないためにも、二日酔いの際は水を飲みながら日本茶を摂りましょう。
以上、3選を選んでみましたがいかがでしたでしょうか。どれも手軽に試せるものばかりなので、ストックしやすいものから初めてみてはいかがですか。二日酔いともうまく付き合いつつ、飲み会を楽しみましょう。





今回のまとめ

1)しじみ
2)ウコン
3)日本茶