飲み過ぎ 翌日飲み会でついつい飲み過ぎても、飲んでいると楽しくなってなかなかセーブできないときもあれば、上司に誘われて断り切れず・・・なんて人もいることでしょう。そこで、飲み過ぎてしまった時、翌日にすることについてご紹介します。






あなたは大丈夫?飲み過ぎと翌日の4つの関係

1)水分を補給する

お酒を飲んだ翌朝って、のどの渇きをいつもより感じることありませんか?通常でも睡眠中には水分を失いますが、お酒を飲んだ日はアルコールの分解に大量の水分が使われるため、なんとカラダが脱水状態になっているんです。ですので目が覚めたら、まずはコップ1杯の水分を補給しましょう。常温からぬるま湯程度の温度の水を飲むようにすると吸収が良くなります。このとき、スポーツドリンクも飲むと、アルコールの分解に必要な糖分も補えますのでぜひお試しください。

2)消化の良いものを食べる

お酒をたくさん飲むと、吐き気や腹痛、胃痛・頭痛などの症状が起こることがあります。これは、胃酸から胃の粘膜を守るバリア機能が壊れて胃がただれたり、腸の働きが低下したりして、消化吸収がうまく行われなくなることが原因です。繊維質が少なく、刺激の少ないものを食べて、胃腸の負担を軽くしてあげましょう。おすすめメニュー:おかゆ・うどん・にゅうめん・お味噌汁など。

3)胃の働きを助ける栄養や酵素をとる

(1)タンパク質
質は、胃の粘膜の修復や、消化酵素をつくりだすのに不可欠な栄養素です。特に、脂質の少ないものを選ぶことで胃腸の消化の負担を減らします。豆・豆腐・白身魚・ささみなど。
(2)ビタミンU
ビタミンUは、胃粘膜の修復を助けます。胃酸の分泌を調整する作用もあり、アルコールで荒れた胃の調子を整えます。キャベツ・ブロッコリー・アスパラガスなど。
(3)消化酵素
消化酵素とは、食べ物を吸収しやすいかたちに分解する手助けをするものを指します。大根やかぶに含まれている消化酵素は、胃酸の分泌をコントロールして胃の働きを助ける効果が期待でます。山芋には消化酵素に加え、ネバネバ成分が効果ありです。秋野菜(ムチンが含まれており、胃粘膜を保護して胃腸の疲労回復をサポートする効果があります。これらの消化酵素は熱に弱い性質があるので、サラダや漬物、すりおろしなど、できるだけ生で食べるようにしたほうがいいみたいですよ。
(4)肝機能をサポートする栄養をとる
①タウリン
タウリンは肝臓だけでなく心臓の機能も高め、高血圧を防ぐ作用があります。

イカ・タコ

②オルニチン オルニチンは、肝臓の機能を助け、疲労の回復をする働きがあります。

しじみ・マグロ(キハダマグロ)
チーズ・えのきだけ
タウリン・オルニチンは、二日酔い対策のサプリメントなどで有名な成分です。 食品からもとるようにして肝臓をいたわってあげましょう。タウリン・オルニチンを一度にとるなら、水分の補給も出来る「しじみのみそ汁」がおすすめです。
(5)飲んだ翌朝に絶対にしてはいけないこと
①サウナや汗をかく運動
汗をかいてすっきりすると、デトックスができるような気がしますが、サウナやランニングは厳禁です。すでにカラダは脱水状態なのに、さらに体水分を排出するという逆効果の行為になります。とても危険ですのでお酒も抜けて健康体になってから行くようにしましょう。
②迎え酒
二日酔いのときにお酒を飲むと、何だか調子がよくなるような気がしますが、これは間違い。お酒に酔って、つらい症状を感じにくくすることで、二日酔いを先送りしているに過ぎません。それどころか、胃腸や肝臓の疲れがますます溜まってしまいます。 休肝日もしっかりつくってあげてください。お酒はほどほどが一番ですが、それでも飲みすぎてしまったときは、これらのポイントを意識して二日酔いの症状を軽減してみてくださいね。
③ダイエットしてるのについつい飲み過ぎてしまった翌朝にやるべきこと
(1)体重計に乗り、鏡で全身を映すべし。
体重計や鏡でまずは現状の事実と向き合いましょう。もし体重が増えていたり、ぽっこりおなかや食べ物でむくみを解消!むくみに効果的な食材” むくみが気になったりしたら、いつまでに元に戻すか目標を立てましょう。とくに外食は味の濃い料理が多いため、塩分の摂りすぎからむくみの原因になります。顔や手足がむくんでいないか、よく確認してみてくださいね。
ちなみに、体重測定とBodyチェックは、食べ過ぎた翌日だけでなく、普段から毎日したほうが美意識もグッとあがっておすすめですよ。カラダのボディラインの現状を知るとでとても大切なので、意識してみましょう。
(2)水分を多く摂るべし
アルコールを分解するときに、肝臓では大量の水分を必要とします。さらにアルコールの利尿効果により、たくさんお酒を飲んだ後は、体内は脱水状態なのです。水分が不足すると脂肪の代謝効率が悪くなるだけでなく、老廃物をため込んで肌荒れとおさらば。美肌効果のある食べ物8つ” 肌荒れや毎朝すっきり。
便秘を解消する6つの習慣” 便秘になったり、乾燥から目元口元のしわを招きやすくなります。そうならないためにも、お水やお茶をしっかり飲むようにしましょう。※ただし、糖分が多いスポーツドリンクやジュースはNGです。 二日酔いの場合、体内に残った毒素を排出するためにたくさん水を飲むと、回復を早めることができますよ。手間がかけられるのだったら水よりも白湯にしてみてください。
水ばかり飲んでしまうと身体の末端が冷えかねないです。それを白湯にすることで体温が上昇し、免疫力UPにもつながるだけでなく、便秘解消やダイエットにも効果的なんです。ぜひ試してみてください。
(3)夕食はいつもの半分のカロリーにするべし
食べ過ぎた翌日は「夕食」に的を絞って、食事を減らすようにしてみましょう。 方法は「全体的に量を減らす」「おかずだけ食べてご飯は食べないようにする」など、ご自分のやりやすい方法でOKです。いつもの半分のエネルギー量になるように心がけましょう。この際、守ってもらいたいポイントは2つあります。
①野菜類・きのこ類・こんにゃく類・海藻類をとり入れる とり過ぎたエネルギーを代謝するために、ビタミン・ミネラルは欠かせません。野菜類・きのこ類・こんにゃく・海藻類は低カロリーであり、ビタミン・ミネラルが豊富です。おまけに、カサ増し効果が期待できるだけでなく、余分な脂肪の吸収をおさえ、腸を掃除してくれる食物繊維もたっぷりです。
②軽く食べたらすぐ寝る 「食べてすぐ寝ると太る」と言われますが、実は起きていても、眠っていても、消化吸収の速度は変わりません。
夕食後にジョギング(ランニング)ダイエット。
運動系ダイエット|ダイエット方法|あすけんダイエット” エクササイズで消費をするというなら話は別ですが、寝る時間までテレビを見ながら間食してしまうということであれば、それは逆効果。胃に負担のかからない程度に軽い食事を済ませたら、すぐに寝ることもおすすめします。そのほうが、食べたいことを我慢するストレスも軽減できますし、飲み会による睡眠不足も解消され、一石二鳥ですよ。
飲み会の翌日から3日間ほど、これらのポイントを意識していれば、体重はすぐに元に戻ります。普段の生活で無理なく上手にコントロールしましょう。





今回のまとめ

1)水分を補給する
2)消化の良いものを食べる
3)胃の働きを助ける栄養や酵素をとる