お酒を飲んで二日酔いで頭痛がするタイプの人がいて、二日酔いをする人の中でも頭痛がするというタイプの人と吐き気がするというタイプの2種類に分かれます。今回はお酒に関する頭痛の治し方についてご紹介していきたいと思います。
あなたは大丈夫?お酒と頭痛の治し方6つの方法
1)酔い止めの薬を飲む
二日酔いに良く効くのは当たり前ですが、酔い止めです。頭痛は二日酔いからきているので、その二日酔いさえどうにかしてしまえば、頭痛で苦しむことはなくなります。これは当然のことですね。ただ、酔い止めは、飲んで頭痛になってから服用するのと、飲む前に服用しておくのでは大きく違います。絶対に飲む前に服用してください。そうした治し方をすれば、お酒による頭痛も楽になります。
と、いうのも二日酔いを予防するためには、前もって服用しておいた方がいいのです。後から服用すると、治りも遅くなります。飲んでいる最中から毒性であるアルコールを分解しているのですから、当たり前ですね。
2)頭痛薬は意味がない
お酒で頭痛になっているのですから、頭痛薬を飲むのは悪手です。お酒による毒性を頭痛薬で抑えることはできません。ただ、稀に頭痛薬でも治る体質の人もいます。それはお酒自体が嫌いで、飲み会などに無理やり参加されて頭痛になっている、というような特殊なタイプです。ただ、基本的には効きませんので、それで解決しようとするのは止めておいた方がいいです。
頭痛薬に頼ってしまうと、1錠じゃ効かないから、2錠、3錠とどんどん薬を増やしていき、OD(オーバードーズ)という薬の過剰摂取にもなりかねません。そうなると、別のところで体を悪くします。
3)事前の対策なら幾らでもある
頭痛の治し方は、数限られていますが、頭痛にならないためにやることというのは幾らでもあります。それは、例えばツマミを沢山食べることです。ツマミを沢山食べれば、それだけ胃の吸収率が良くなってアルコールの分解率が高くなります。また、前述した通り、酔い止めの薬を飲んでおくのも効果的です。そして、お酒を適量にすること。 そうしたことによって、頭痛を事前に解消することができます。
4)血流を良くする
お酒で頭痛になるのは、脳の中の血管が膨張しているためです。そのため、血管を収縮させることで、頭痛を治すことができます。まず、簡単なのはカフェインです。チューハイなど、お酒とジュースを混ぜるものは一般的に流通しているのに、カフェインを含むお酒などはありません。それは何故かというと、お酒は酔うためにあるものです。そして、酔うためには血管を膨張させなければいけません。
そうすることで、泥酔することができるのです。その反面でカフェインは血管を収縮させる働きがあります。そのため、コーヒーチューハイなどを売り出しても、酔うことができないものになってしまうのです。頭の血流をどうにかすれば治し方も見えてきます。マッサージをしたり、頭を下にして血流を良くしたり、色々なことができます。
5)睡眠をとる
お酒の頭痛で最も単純な治し方は寝ることです。睡眠というのは、本当に偉大なもので、それをするだけで万能薬となります。ただ、お酒で眠ると、睡眠の質が落ちてしまうので、なるべくならば頭痛がする日はお酒を飲まないで、静かに安静にしておいて眠った方がいいです。治し方としては、一番確実な方法でしょう。
6)水分を多めにとる
これは二日酔い対策として基本なのですが、水分を多めにとるという方法は王道です。とにかく、水を飲んでください。自分でももう飲めないというくらいに飲んでください。それでアルコールを口から吐き出すことができる人もいるかもしれませんし、尿として排出できる人もいます。体内にあるアルコールを薄める効果もあります。とにかく毒だしには、水が一番なのです。まずは水を飲んでみてください。
お酒は飲み過ぎると頭痛がします。そういう体質の人もいます。皆が皆そうではありませんが、頭痛がするという人にとっては、お酒は難儀なものです。治し方もあるのですが、まずは頭痛にならない方法が一番です。お酒で頭痛になって、次の日に何もできないということになれば、お酒を飲まない方がいいです。頭痛に治し方はあるものの、お酒の量を自分なりにコントロールすることで、回避することができます。
頭痛の治し方を知っているからと言って、お酒を飲み過ぎないようにしてくれるのが一番ですが、飲みたい時には我慢するのも人生勿体ないです。そうした人生にならないためにも、頭痛のコントロールが必要です。自分に合った対策を考え、試してみてください。そうすれば、より良いお酒との付き合い方ができるはずです。
今回のまとめ
1)酔い止めの薬を飲む
2)頭痛薬は意味がない
3)事前の対策なら幾らでもある
4)血流を良くする
5)睡眠をとる
6)水分を多めにとる