二日酔い 飲酒 運転二日酔いで気分の悪い中、車で通勤やお出かけをすることがあるかと思います。しかし、その運転は本当にして大丈夫なのでしょうか?今回は二日酔いと運転について確認していこうと思います。






あなたは大丈夫?二日酔いと飲酒と運転の3つの事実

1) 二日酔い時の衝撃的な運転の3つの事実

(1) 二日酔い時にはお酒が残っている

次の日起きた際頭痛や吐き気があり二日酔いになっている場合これはアルコールが残っている可能性が高いです。なぜなら、二日酔いというのは身体で分解することが出来なかったアルコールが引き起こす症状だからです。体内にアルコールが残っていないと起こりようがないという事ですね。

(2) 二日酔い時の運転は違法

このような二日酔いの状態で運転を行うと酒気帯び運転になってしまいます。酒気帯びの基準は呼気中のアルコールが0.15mgとなっています。これがどのくらいの数値化というと缶ビールでいうと350m缶一本、200mのグラスワイン一杯、日本酒1合となります。たったこれだけで飲酒運転と判断されてしまう訳です。

(3) 飲酒運転には自転車も含まれる

都会の方でしたら通勤に自転車を利用している方も多いと思います。この自転車も飲酒運転の対象となります。よく二日酔いや飲酒をした際に自転車に乗ってしまうと飲酒運転の取り締まりの対象になります。まあ歩くのですらふらふらするのに自転車の運転は大丈夫という訳にはいきませんよね。通勤に車を使っていない人も気をつけてください。

2) 飲酒運転について意外と知らない真実

(1) 飲酒運転の罰則について

飲酒運転は道路交通法違反になります。運転免許は即停止、はく奪となり、懲役5年以下又は100万円以下の罰金という厳しい罰則があります。また近年飲酒運転の悲惨な事故が増えてきているので罰則も厳しくなっています。飲酒運転は運転手本人だけでなく、同乗者の方も罰則を取られることもあるので気をつけてください。

(2) 二日酔いでの検挙

近年二日酔いでの検挙や事故が多発しています。実際にあった例としては、「車内で6時間程度の仮眠をとってから運転をしていて途中で検挙される」「4時間仮眠をとったのちに運転しガードレールに衝突する事故を起こす」などしっかり仮眠をとったつもりだがアルコールが抜け切れずに検挙や事故を起こすケースが増えています。

2014年には1年間で4000件以上の飲酒運転の事故がありました。これは毎日3時間に一度どこかで飲酒による事故が起こっているという事です。

(3) 飲酒運転時の保険について

飲酒運転時に保険は全くおりません。これは運転している本人はもちろん同乗している方も例外ではありません。運転時に衝突事故を起こしたとして、自分の怪我の治療費はもちろん、自動車の修理費用、同乗者の治療費、相手方への賠償これら全て保険がききません。とてもリスクの高いことなので絶対に行わないようにして下さい。

3) アルコールが抜けるまでの所要時間とは

アルコールが分解され体から抜けるまでにかかる時間ですが大体目安となる時間があります。缶ビールは350mで3~4時間、日本酒は一合で3~6時間、ウイスキーは30mで2~3時間かかります。驚くことにビールを3杯飲むだけで次の日までお酒が残ることになる計算になります。

アルコールの分解は個人差や体調による差が激しいので一概にこの数値が当てはまるわけではありません。しかし、アルコールの分解に沢山の時間がかかる事は間違いないので気をつけてください。

4) アルコールを早く分解する3つの方法

アルコールを早く分解する方法もあります。ここでは代表的なものを紹介していきます。

(1) 水を飲む

二日酔いの原因に脱水症状があげられます。お酒を飲んだらその1.5倍の水を飲むと二日酔いになりにくいと言われています。取りあえずお酒の注文の際にお冷も一緒に頼むことがおすすめです

(2) 牛乳、グレープフルーツジュースを飲む

牛乳やグレープフルーツジュースなどの飲み物には肝臓の動きを手伝う作用があります。アルコールは肝臓で分解されるので肝臓の働きが活性化せれるとその分だけ分解のスピードがあがります。これは飲酒前よりも飲酒後に飲む方が効果は高いのでおすすめです。朝一の食欲がない時は飲み物だけでも取ることが大切です。

(3) すぐに寝ない

アルコールの分解は寝ている時よりも起きている時の方がスピードは速くなります。これは眠ってしまうと肝臓の働きが低下することが関係しています。なので、飲酒後はすぐに寝るのではなく少し起きている時間を長くするのがおすすめです。しかし、翌日に運転や仕事がある場合は睡眠不足で支障が出てしまわないように気をつけてください。






今回のまとめ

1) 二日酔い時には飲酒運転になる。

2) 飲酒運転は罰則やリスクが非常に高い。

3) アルコールが抜けるまでの時間は個人差がある。

4) アルコールが早く分解される3つのコツがある。