会社の飲み会、コンパ、歓迎会・・・ いつもより飲みすぎた次の日の朝、襲ってくる頭痛と吐き気など。女性は特に顔や足に来る天敵の「むくみ」も 激しく襲ってきます。今回はその二日酔いとむくみの関係性についてご紹介します。
あなたは大丈夫？二日酔いとむくみの３つの関係
１）お酒の飲む順番が原因？
どんなお酒の席でも、まず最初に「とりあえず生！」と 生ビールを頼む方が３０代の男性を中心に多く見られます。 実はビールは、最初の一杯には向きません。 仕事終わりに飲む格別の一杯のために 空腹にし、無意識にあまり水分を取らなくなる傾向があります。 空腹時の胃の天敵は「アルコール」と「炭酸」と「冷えたもの」
（１）最初のビールで実は二日酔い？
空腹時に突然、
この最初の一杯のビールで、前頭葉も酔っぱらってしまい、 制御できなくなり、より量を多く飲みすぎてしまいます。 結果、むくみや二日酔いへとつながります。
（２）お酒を迎える準備をしよう いきなりビールやハイボールを飲むのではなく、 まずは最初に出されたお茶やお冷、 出てこないお店ならペットボトルの水でも構いませんので、 胃にワンクッションおいてあげましょう。 ５００ｍｌのペットボトル１本飲んでおくのが理想的です。
お酒の入る前に水分摂取しておくと、 その後摂取するアルコールの「利尿作用」の働きによって お手洗いに行くことが多くなり、 むくみも少なく抑えられます。 さらに空腹時であれば、消化に時間のかかる 牛乳や１ピースチーズなどを食べておくと良いでしょう。
（２）最初に飲むべきお酒
ワンクッションおいたあとはビールなどは飲んでも大丈夫でしょう
胃に大きく負担をかける「アルコール」なので 牛乳の粘膜を張ることによって、
２）そんなに飲んでないのにむくんでしまう
「ビールをジョッキで２杯」と少ししか飲んでいないのに 次の日の朝は手足や顔がパンパンにむくんでいる・・ そんな経験ありますよね？ 実は量に関わらず、別の理由からむくむこともあるんです。
（１）ビールにはこれ！と頼むおつまみ達
ビールにはたこわさ、日本酒には酒盗、ワインにはチーズ・・ お酒を楽しむにはもってこいのおつまみが、 お店やコンビニでは数多く存在しますが、 実はむくみに対して「おつまみ」が多くの原因となります。 お酒独特の、キリっとした喉越しなどを楽しむために、 基本的に塩分の多いものが「おつまみ」として好まれます。
無意識ではありますが、枝豆をぱくぱくと食べていると 塩分摂取量も上がっていきます。 塩分濃度が体内で高まると、体は塩分濃度を調節しようと 水分を守るようになります。 これが大きなむくみの原因です。
（２）水分の取りすぎも要注意
水分を体内で守らないように、水分をとることは良いことです。 お酒の合間に冷たい水を飲むと、
（３）むくまないために気を付けたいこと
上述した流れだと「塩分少なめのおつまみを選ぶ」 「水分を取りすぎない」ということになります。 ですが「糖分、塩分が多いものは美味しい」というように、 やはり食欲には勝てそうにありません。 そんな時は、合間にお水を飲むのではなく 利尿作用のある「ウーロン茶」を頼みましょう。
ウーロン茶にはカフェインも入っており、 目を覚ます効果もあります。 利尿作用で余分な水分を排出し、 目も覚めて帰り道はフラフラにならず、 翌日はむくみが軽減されるので、いいことだらけです。
３）肝臓が弱くて二日酔い？
そもそも二日酔いは「胃」ではなく「肝臓」で起こるものです。 肝臓内でアルコールを分解しますが、 分解できる量のアルコール限度を超えると 次の日に分解が持ち越され、「二日酔い」となります。 この分解している間は、ずっと肝臓が働き続けてる状態で、 肝臓に大きく負担を与えます。
よく「二日酔い防止ドリンク」として ウコンドリンクがあげられますが、 実はこれを飲んでも二日酔いはしてしまいます。 ウコンには「クルクミン」という 肝機能強化の成分が入っていますが、 すでに液体に溶かされて、それを飲んでも 目に見えない程度しか体内には吸収されません。 本当に肝機能強化したい場合は 「ウコンサプリメント」を飲んでおくといいでしょう。
ドリンクの約２０倍～３０倍ほどを 胃で直接吸収することができ、肝機能強化を高めます。 コンビニなどではあまり見かけませんが、 ドラッグストアのサプリメントコーナーの近辺に 設置されていることが多いので、 「明日は二日酔いできない」
今回のまとめ
１）お酒の飲む順番は？
２）そんなに飲んでないのにむくんでしまう
３）肝臓が弱くて二日酔い？
