お酒を飲みすぎると、 気分を良くしてくれるはずだったものが、 二日酔いなどの症状を引き起こす最悪の事態をまねきます。今回は二日酔いと塩分についてご紹介します。
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意外と知らない真実!二日酔いと塩分の4つの関係
1)二日酔いとは
二日酔いとは、お酒を飲みすぎることにより、 翌日までアルコールを持ち越すことです。症状としては、 頭痛や吐き気、倦怠感など不快な症状があらわれます。また、 二日酔いになるとなかなか解消することが難しく、 その日一日中苦しむ場合もあります。 前日のちょっとした行動がこうして翌日にまで影響を及ぼすのです 。
2)からだと塩分の関係
人間のからだにはさまざまな成分が含まれています。 そのなかでも、とても重要なのが、塩分の濃度です。 人は塩分が多すぎても、 少なくても体にとって生命の維持が困難になるものです。 よく海の水は飲むな、などといいますが、 それは体内の塩分濃度があがり、健康に害を及ぼすからです。 海水を飲むとその瞬間は喉をうるおすことはできます。しかし、 体内の塩分濃度は上がるので、喉はさらに乾いていく一方です。 それくらい、からだと塩分の関係はとても深いものなのです。
3)予防法
では、二日酔いにならないための具体的な予防法をお教えします。
(1)水を飲む
まずお酒を飲む前に、しっかりと水を飲んでおきましょう。普段、 お茶などを飲んでいて水を飲まない人には少しつらいかもしれませ ん。しかし、 体内の水分量をしっかりと保つためには水が一番効果的です。 なぜ水を飲むのかというと、 お酒にはアルコールが含まれています。 このアルコールには脱水作用があります。 体内の水分を外に出してしまうのです。 そうすると体内の水分がなくなり、さらに酔いやすくなります。 酔うことを回避することが、 二日酔いを回避することにつながります。 しっかりとお水を飲んでおきましょう。
(2)食べ物をしっかりと食べる
お酒を飲み始めるとご飯があまり進まないという人が多いです。 しかし、胃を守るという観点からみると、 それはとても胃に負担をかけています。 お酒をどんどん飲んでお腹を膨らますのではなく、 しっかりと食べ物も食べましょう。 食べ物にはさまざまな栄養や水分が含まれています。 お酒に排出されるあらゆるものを食材から補給することができるの です。 飲んでいると食べるということがついおろそかになりがちですが、 しっかりと食べ物も食べましょう。
4)対処法
対処していたけど、ついたくさんお酒を飲んでしまった。 そんな時は慌てず、次のような対処法を実施してください。
(1)スポーツドリンクを飲む
スポーツドリンクには、水分のほかに塩分なのが含まれています。 この塩分というのは、ミネラルが含まれており、 体には必須の成分です。お酒を飲むということは、 体内にアルコールを含むということです。 このアルコールは脱水作用があるので、 体に必要な分の水分も尿として排出してしまいます。この時、 水分のほかに、塩分も一緒に排出されてしまいます。 水分の補給はもちろんですが、 塩分の補給もしっかりとしましょう。
(2)お味噌汁を飲む
お味噌汁には味噌が入っています。 この味噌には塩がしっかりと含まれています。温度もあたたかく、 胃にやさしい食べ物です。二日酔いになると、気分が悪くなり、 なかなか食べ物を食べることがむずかしくなります。しかし、 味噌汁なら重さはありませんし、なにより体に必要な塩分、 ミネラルが含まれています。二日酔いになったら、 少しきついかもしれませんが、まずお味噌汁を飲んでみましょう。 ちなみに、 具沢山のお味噌汁ではなくシンプルなお味噌汁おすすめです。 とくに、しじみのお味噌汁には栄養がたっぷりと含まれており、 汁を飲むことでしじみの栄養分をしっかりと摂取することができま す。
(3)塩をなめる
塩少し舐める、という方法もあります。これは直接、塩を摂取し、 からだに塩分を補充するやり方です。水を飲むことも辛い、 そんな時はこの方法が一番よいでしょう。 少しの量でからだに必要なものを補給することができます。 からだは塩分を求めているので、 おそらく塩を舐めると美味しく感じるでしょう。 美味しく感じるということは、 からだが塩分を求めている証拠です。食べ過ぎは禁物ですが、 二日酔いなどの緊急の場合はこの方法もよいと言われています。
いかがでしたか。なりたいと思っている人はいない二日酔い。 予防と対策がなにより大切です。 みなさんもお酒とは上手に付き合い、 素敵なお酒との日々をすごしてください。
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今回のまとめ
1)二日酔いとは
2)からだと塩分の関係
3)予防法
4)対処法