酔いにくい お酒緊張する場なので、緊張を和らげるために飲みたいけれど酔っ払いたくはない。実は、お酒でも酔いやすい、酔いにくいはあるんです。それを見極めることができれば、大切なシーンでのお酒の失敗は避けられます。






意外と知らない真実!酔いにくいお酒とは?

1)蒸留酒(ハードリカーともいう)の特徴

醸造酒は、醸造酒をもとに、さらに蒸留を繰り返すことでアルコール度数が高くしたものです。
アルコール度数に加え、透明度の高いものが蒸留酒の特徴とされています。
蒸留により不純物が減ることで風味が弱くなるが、樽詰め熟成などの方法により意図的に風味や色をつけているお酒もあります。
また芋焼酎やラム酒などのお酒は、単式蒸留器を用いて精製度を低くすることで、素材の風味を楽しめるお酒となっています。

2)度数が高いのに、なぜ酔いにくいのか?

度数が高いと酔いやすいのは、みんなが知っていることです。それで、避けがちですが ここでのポイントは、アルコール度数は高いが蒸留酒であることです。(1)であったように不純物が入ってないため肝臓で分解しやすく酔いにくいと言われています。

3)蒸留酒の種類

Wikipediaによると28種類の蒸留酒があります。その中でも馴染みのある醸造酒6つを取り上げましょう。

(1)泡盛

分類は焼酎で、原料はインディカ米です。

(2)ウイスキー

原料は、 大麦、ライ麦、トウモロコシです。

(3)ウォッカ

原料は、ウォッカ ライ麦、グレーン、甜菜、フルーツ、ジャガイモなど多様です。

◎モスコーミュール

【材料】
ウォッカ 45ml・フレッシュライムジュース 15ml・ジンジャーエール 適量

【作り方】

全てを混ぜて、最後にライムを飾れば完成!

◎ソルティドッグ

【材料】

ウォッカ・・・20cc・100%グレープフルーツジュース・・・180cc・氷・・・1~2個・レモン・・・適量・塩・・・適量

【作り方】

①グラスのフチにレモンを塗る

②お皿に塩を入れ、グラスに塩をつける

③ウォッカとジュースを入れ混ぜる(コップの塩に付かないように)

(4)テキーラ

分類はメスカルで、原料は竜舌蘭いう植物。Wikipediaには、『アオノリュウゼツランやテキラリュウゼツラン等からは蒸留酒も作られている樹齢数年から12年の花茎を伸ばす前の段階で収穫し葉を切り除く。肥大化した茎の部分(ピーニャとも呼ばれる)の重さは36-91kgにもなる。

この「ピーニャ」を蒸し焼きにして糖化を引き起こし、これを搾って得た糖液をアルコール発酵させ蒸留したものでメスカルという蒸留酒である。メスカルの中でもメキシコのハリスコ州テキーラで作られるテキーラは世界的に飲まれている。』と記載されています。

(5)ピスコ

分類はブランデーで、 ブドウ果汁から作られます。
対象となるぶどうは、香りのないものが4種類、芳香のあるものが4種類の計8種類です。

◎ピスコサワーの作り方

【材料】(1杯分)

・ピスコ…60ml・ライム果汁…15ml・シロップ…30ml・卵白…半分・氷…6個
・シナモンパウダー…適量

【作り方】

①グラスに氷を入れて冷やしておきます。

②シェイカーにシナモンパウダー以外の材料を全て入れ、シェイク!

③ グラスに注いだら、シナモンパウダーを適量かけて完成!

(6)ラム酒

原料は、サトウキビ、糖蜜です。「ラム酒」は、キューバをはじめ西インド諸島が原産です。サトウキビや糖蜜から作られるため、独特の甘い香りが特徴です。糖蜜から造るラムを「インダストリアルラム」と呼び、サトウキビを絞ったジュースをそのまま発酵させ、醸造する新しいタイプを「アグリコールラム」と呼んで区別しています。アルコール度は高いものだと約70%にもなります。

ちなみに、ラム酒は、ストレートやカクテルとして飲むだけでなく、デザートの香り付けなどにも使われています。ホワイトラムは、樽貯蔵で色付いた原酒を活性炭で無色透明に仕上げてられています。ゴールドラムは、短期間で(3年未満)熟成をしたラムです。ウイスキーのような淡い茶色が特徴です。ダークラムは、長期間(3年以上)熟成させた濃い褐色をしています。お菓子の材料としても多く使われています。

4)蒸留酒の楽しみ方

蒸留酒は、香り高いお酒のため香りを楽しむことができます。例えば、ウイスキーはキンキンに冷やしてしまうのではなく常温で飲むのはいかがでしょう。少し口に含んで、ゆっくりと飲み込んでいく。まさに一口目が最大の楽しみと言えます。また、飲みやすいお酒がお好みの方は、サワーやカクテルで楽しむこともできます。

その時は、グレープフルーツやぶどうなど、果糖の含まれているフレッシュジュース(できれば100%)と割ると酔いにくいと言われています。ロックで飲むなら、交互に水を飲むようにしたり、水割りで飲むことでも酔いを抑えることができます。炭酸は胃の吸収力を高めると言われているので、炭酸と一緒(割って)に飲むと、アルコールも吸収され酔いやすいので、酔うのが早いといえるでしょう。






今回のまとめ

1)蒸留酒(ハードリカーともいう)の特徴

2)度数が高いのに、なぜ酔いにくいのか?

3)蒸留酒の種類

4)蒸留酒の楽しみ方