二日酔い 貧血吐き気や頭痛を襲う二日酔いと一緒に 貧血を起こしてるような感覚に襲われた経験はありませんか? 二日酔いによる貧血は解消できます。 しっかりと予習して、貧血を予防、解消しましょう。






あなたは大丈夫?二日酔いと貧血の4つの関係

1)二日酔いでクラクラ?

貧血との関係 通常の二日酔いの症状と相まって、飲んだ次の日に フラッとするような貧血が起きたりしませんか? まずは原因から突き止めていきましょう。

(1)二日酔いが引き起こす貧血の原因

お酒は、適量であれば血圧をあげて、体温を上昇させます。 ぽかぽかした状態があなたにとっての「適量」となります。 ですが二日酔いを起こすほど大量に飲んでしまってる場合は、 逆に血圧を下げてしまいます。 脳に十分な血液が回らず、体内で一時的な低血圧を起こし、 貧血を発症するケースがあります。

(2)お酒で引き起こされる貧血体質の方 体質として、お酒を飲むと血中血糖値が急激に低下する方がいます。 自覚はないかもしれませんが、「低血糖症」と呼ばれるこの症状を引き起こしていると、 大量のお酒を飲むことでより低血圧になり、 貧血を起こす場合があります。 疲れすぎてる場合や風邪気味の時などに起こしやすくなります。

2)貧血予防でお酒を楽しもう!

(1)普段から行える貧血予防

貧血の対策として、糖分を摂取し、血糖値を高めるのが良いでしょう。 砂糖をしゃりしゃり食べるのではなく、 氷砂糖をなめるのはいかがでしょうか。 集中力も上がりますし、血糖値も上げれます。 また、鉄分を含むチョコレートでも良いでしょう。 ノンシュガーや低カロリーだと意味がありませんので、 大胆に「黒飴」なんていかがでしょうか。 ただし、当分のとりすぎは逆に高血圧になり、 やがて糖尿病にもつながりますので、摂取量には注意しましょう。

(2)お酒を飲む前の貧血予防

上述した通り、糖分を摂取しておくことが、 貧血防止へのカギとなります。 お酒を飲む前にも飴をいくつか舐め、糖分を摂取しておきましょう。 お昼ごはんがフレンチトーストやホットケーキなどの甘いものでも、 時間立てば効果は薄れてしまいます。 必ず飲む前に摂取してみましょう。 飴を一つ舐め、お酒を飲み、次の日の体調や具合を気にしてみましょう。

貧血を起こしているのか、緩和しているのか、はたまた貧血を起こしていないかです。 確認することによって、自分に合った量の糖分の目安がわかるので、 なにかメモしておくとわかりやすいかもしれません。

3)完全に二日酔いで貧血を起こしてしまった場合

貧血を起こすと足元がふらふらしたり、 集中できなかったり、ぼーっとしてしまいます。 嘔吐や倦怠感などなくても、体調が崩れてるのはわかりますよね。 できるだけ早く解消したい症状だと思います。

(1)シャワーで解消 朝起きて、「これは貧血だ」とわかったら、 真っ先に熱めのシャワーを浴びましょう。 低血圧から引き起こされるものですから、 肩や首元をしっかり温めると緩和されていきます。 すぐできることなので、まずはシャワーを浴びましょう。

(2)蒸しタオルで解消 シャワーでも解消されなければ、かかっていた時間が足りない、 または奥底まで体が冷え切ってしまい、まだ脳まで血が上っていないのかもしれません。 濡らしたタオルを電子レンジで温め、熱めの蒸しタオルを作り、 首元にかけ、安静にしましょう。 蒸気の効果もあり、じんわりと優しく、体を温めつつ、 低血圧を解消していきます。

(3)糖分摂取で解消 貧血防止でもあげましたが、二日酔いの時にも糖分摂取は大事です。 蒸しタオルで体を温めつつ、飴やチョコレートを摂取しておくと、 より血が回りやすくなり、早めに貧血を解消できます。 蒸しタオルで温めている間、少し暇に感じていしまうかもしれませんので、 その間に摂取しておくといいかもしれませんね。

(4)寝転んで解消 仰向けに寝転び、頭より高さのある枕を足元に敷いて寝転びます。 足元へ溜まってしまった血液が頭へと徐々に上っていくので、 貧血解消にもなりますし、むくみ改善にもなります。 飲んだ次の日、安静にできるようであれば試してみてください。

4)ストレス管理も大事な防止策

ストレスを感じている状態でお酒を飲むと、二日酔いはもちろん 貧血も起こしやすい状態となります。 まずは自分のストレスや体調と向き合ってお酒を飲むのもよいでしょう。

(1)ストレス?疲れ?二日酔い?

ここはわかりやすく例を挙げてみましょう。

「残業続きでストレスを感じている、それでも上司との付き合いで飲み会へ」 という場合です。 30代後半~40代前半のサラリーマンにはよくある話ではないでしょうか。 それも慣れてくると当たり前に感じますが、少し異常だったりします。 残業続きのことはここでは置いといて、 「ストレスがある状態で、お酒を飲むこと」です。 そして上司の前である以上、いつもより量多くお酒を飲むことでしょう。

これは二日酔いになる可能性が非常に高そうですね。 ただの二日酔いならまだいいんですが、貧血を起こしてしまった場合は、 次の日出社できなくなる可能性があります。 なにせまっすぐ歩けない場合もあります。 貧血は「ストレス過多」からも引き起こされます。

(2)ストレスと二日酔いでの貧血

ストレスを感じると、解消法は人それぞれですが、今回はお酒を飲む場合です。 やけ酒、なんて呼び方もしますね。 貧血は、一時的に体内が低血圧状態になり、引き起こされる症状です。 二日酔いは、「アセトアルデヒド」というお酒に含まれる毒素が分解できずに 引き起こされる症状です。 貧血の予防には糖分摂取や鉄分を摂取するのが良いですが、 実はそれだけでは貧血は予防できません。 鉄分、糖分、そしてビタミンです。

このビタミンは、ストレスを感じていると徐々に何らかの形で排出されてしまいます。 そしてお酒を飲むとアルコールと一緒にビタミンも排出されてしまいます。 体内にとってビタミンは必要不可欠といっても過言ではありません。 ストレスを感じていてすでにビタミン不足な状態で、 さらにお酒を飲むと貧血を起こしやすい傾向にあります。

(3)二日酔いも貧血も予防できる?

ストレスは体に現れなければ「ストレスだ」と自覚することが難しいでしょう。 疲れが溜まってきているが、解消する時間、方法がないという場合は 十分にストレスを感じているといって良いでしょう。 その状態でお酒を飲む前に貧血を予防できることがあります。 できるだけ実践してみましょう。

①ビタミンCを摂取しておく 意外かもしれませんが一番身近でビタミンCを多く含むのは 「焼き海苔」です。これならコンビニのおにぎりでも大丈夫ですね。 すきっ腹の状態にもなりませんので、二日酔い防止にもなります。 また、身近ではありませんが「赤ピーマン」が一番ビタミンCを多く含みます。 おつまみなどにあれば、頼んでおくといいかもしれません。

②水分補給をする アルコールの分解には水分が必要です。 「アセトアルデヒド」が残らないように、お酒の間に ウーロン茶などの利尿作用が高いものを選んで飲んでみましょう。 ウーロン茶には、脳をリラックスさせる作用もありますので、 少しのストレス解消にはなるかもしれません。

③フルーツ牛乳を飲む フルーツはいちごやオレンジでもなんでも大丈夫です。 ビタミンがあり、糖分もあります。 そして牛乳は、胃の中に粘膜を貼る働きをしてくれるので 二日酔いの防止にもつながります。

④ストレス解消しておく 「できてたらこんな記事読まないよ!」となるかもしれませんが、 軽い運動がてらに、いつもより少し離れた居酒屋などに行くのはどうでしょうか? 気分を変えた状態で歩くだけでも、十分運動になりますし、 ストレスの軽減にもなります。 一度リラックスして「おいしいお酒を飲むぞ!」と意気込んでみてください。






今回のまとめ

1)二日酔いでクラクラ?貧血との関係

2)貧血予防でお酒を楽しもう!

3)完全に二日酔いで貧血を起こしてしまった場合

4)ストレス管理も大事な防止策